香ばしくムチっと食感が魅力の"ガシラのハーブ焼き"
驚くほど引き立つ魚の甘味
田中裕子さんに教わったレシピは、冷めても、むしろ冷めてからのほうが味が落ち着いておいしくなる。つくり置きができるありがたいレシピばかり。コツは魚の下処理を丁寧にすること。塩をふり、焦らず時間を置いて水分を抜くことで、味がよくなじむ。
「ガシラのハーブ焼き」も最初にしっかり塩をなじませて水分を除くと、魚の持つ甘味が驚くほど引き立つ。マリネした魚は、グリルした後、マリネ液を煮詰めたソースをかけるだけ。だから、香ばしい上に身が崩れない。白身魚の切り身でもつくれる。
ガシラのハーブ焼きのつくり方
材料 (4人分)
※他にスズキや鯛、イサキなど、好みの白身魚でOK。
1下ごしらえ
魚はウロコと内臓を取ってよく洗い、水気を拭いておく。
2塩をふる
魚の両面に塩をふり、上下を返してなじませる。2時間ほど置いたら、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る。
3マリネする
バットに2を並べ、Aの材料を加えて両面によくもみ込み、30~40分マリネしてなじませる。
4ガシラを焼く
魚を取り出し、オーブンか魚焼きグリルで香ばしく焼く。
5マリネ液を煮る
残った3のマリネ液を小鍋に移し、中火で2分ほど煮る。にんにくが少し色づき、香りが立ってきたら取り出す。
6仕上げ
仕上げにミニトマトを加え、つぶせる程度に柔らかくなるまで火を通したらソースの完成。皿に魚を盛り、ソースをかけ、パセリを散らす。
- 保存期間とお薦めの食べ方
- ソースごと密閉容器に移し、冷蔵庫で2~3日保存可能。食べる直前にレモンを搾り、 トマトをつぶしながらソー スをからめてどうぞ。冷めたら、電子レンジで温めてアツアツを。